余裕を持ってらくらくと勝つために必要な「準備」

『余裕を持ってらくらくと勝つ』
なんとも心地よいフレーズです。ただ、このフレーズを現実のものにするためには、徹底的な「準備」が必要。
これが、今読んでる「孫子に学ぶ12章―兵法書と古典の成功法則」の第2章目「勝算なきは戦うなかれ」から得た気づきです。


『余裕を持ってらくらくと勝つ』とはどういうことか?野球の外野手の例が挙げられていたのでご紹介します。

よく下手な野球選手ほどファインプレーをするといわれる。下手な外野手は、勘も鈍いし、足も遅い。カーンという打球音がしてから一瞬間をおいて動き出す。だから、それは難しくない飛球でも、逆シングルで補給したりする。素人が見ると、それが結構ファインプレーのように思われる。


その点、上手な外野手は、あらかじめ打者の癖を読んで守備位置を変えており、カーンという打球音を聞いたとたんに行動を起こしている。だから、難しいライナー性の飛球でも、余裕をもって追いついて、体の正面で捕球している。素人が見ていると、なんでもないプレーに見えるが、玄人に言わせると、それが実はほんとうのファインプレーなのだという。

後者のようなプレーをするためには、事前に対戦相手について研究しておくことが必要で、同時に、対戦相手の出方を基に自分はどのような行動をとったらよいかという「セオリー」についても過去の事例から体得しておくことが求められます。
そして、それらの知識と経験を勝負のさなかでも冷静に活かすために、精神をあらかじめ安定させておくことが必要で、当然、体調も万全にしておくことが求められます。

「余裕を持ってらくらくと勝つ」ための事前準備は楽ではなさそうですが、ぜひ心がけていきたいものです。