12/3(「未知の良さ」を追い求める)

「あ、それ良いね!」

ヒット商品を生み出すようなコンセプトかどうかを判定するためには、このような反応が必要だとこれまでは思っていました。しかし、タイトルに書いた「未知の良さ」という考え方を知って、がらっと考えが変わってしまいました。


「あ、それ良いね!」という反応を受けたコンセプトは「既知の良さ」を持っているコンセプトです。既知、つまり誰もが知っている良さのことです。誰もが知っているということは、誰もが思いつくということです。

これに対して、「は?何言ってるの?」という反応を受けたコンセプトは、「未知の良さ」を秘め得る(実際に秘めているかどうかはわかりませんが)コンセプトです。

例えば、現在一世を風靡しているiPhone。もし10年前に、「インターネットに接続できる、音楽プレーヤー兼携帯電話を作る!」とある人が言っていたら、周りの人たちはどのような反応をとったでしょうか。もし私だったら、純粋に「よくわからない」と思ったでしょう。「それらがどのように一つになるのか?」、「それを私はどのように使うのか?」がイメージできないからだと思います。


しかしその後、実際にiPhoneが作られ、多くの人が実際に使ってみて初めてその「良さ」に気づいたことと思います。実際に実現して初めて気づく「良さ」、これが「未知の良さ」なのだと私は思います。


今後、コンセプトを作る際には、「未知の良さ」を追い求めたいと思いました。


※ 読書中の本:コンセプトのつくりかた